03.職員指導 お客様と共に、職員も幸せに。
人を作る会社

かつて松下幸之助翁は「松下電器は人を作っている会社である」と答えたそうです。
私も職員一人ひとりを育成し職員全員にすばらしい人生を送ってほしいと考えています。
そのためには、仕事を通じてお客様に感動を与えることが大切。
なぜなら、それが職員の自信や成長につながると思うからです。
以下、私が考える職員の四つのレベルです。


職員の四つのレベル
初級レベル

会計処理や申告書作成などの基本的な書類作成を中心に行っていくレベル。入社後2〜3年以内で、通常このレベルが終了します。

中級レベル

上級者の指示を元に、お客様への対応を行うレベル。中級レベルになりたての時は、上級者と同行して、話ぶりなど、お客様へアプローチする方法を学んでいきます。それと同時に、質の高いサービスを担保するために、事務所内の十分なフォロー体制の中、職員が一人でお客様の元に訪れ業務を行っていくことが始まります。訪問前には、お客様に何を質問し、何を報告し、何を提案するのか。訪問後には、次回のテーマや宿題、さらには職員の課題が何であったのか。必ず、確認します。早い人で、入社後2年目程度から中級レベルがスタート。上級レベルに上がるまでの期間が、現場や座学で学ぶことの多さからも、職員にとって最も厳しい時期になります。

上級レベル

ほとんどの仕事を自己完結できるレベル。事務所内での報告・連絡・相談を完全に行いつつ、税務調査や高度な相談もします。早い人で、入社後4〜5年目からスタートします。

独立レベル

事務所や自分自身の強みをお客様にアピールして、営業ができるレベル。上級レベルになった段階から、独立レベルに向けて、人脈作りや、自分の強みをどのような想いのもとでお客様へアピールするのか。そして、どうしたらもっとお客様の信頼を勝ち得ることができるのか。共に考えていきます。早い人で、入社5〜6年目からスタートします。