02.代表者の志 仕事の枠に収まらない、栗山が目指すものとは。
一新塾で学んだこと、これからやろうとしていること 「刺激し合える仲間との出会い。」

国際的な経営コンサルタント大前研一氏によって創設された、一新塾。
‘生活者主権’の新しい日本を創出するネクスト・リーダーの養成が目的で、年齢職業経歴に関係なく、いろいろな想いや考えを持った方々が集まります。私の同期は、「地域おこしに取り組む方」、「水産業を希望の持てる産業にしたい方」、「商店街の復活に賭ける方」、そして「介護分野においてハンディキャッパーの方々の社会復帰支援に取り組む方」など、社会に対して何かしらの意見を持っている方々ばかりでした。


「刺激し合える仲間との出会い。」

中小零細企業の経営環境をいかに改善するか」。
在塾中に取り組んだテーマです。法制度面に限らず、大手企業との関係や人員の採用、融資やその他多くの場面において、中小零細企業を取り巻く経営環境が厳しいことは言うまでもありません。平成21年度における国税庁の統計では、日本企業の72.8%が欠損法人。その内9割以上が、中小零細企業です。この中小零細企業が元気になるということは、倒産や雇用といった経済の問題に限らず、自殺や犯罪の防止、そしてここ数年間で極端に増えた就職浪人する学生さんたちの受け皿になることも可能です。また、大手企業や官庁に対する給与格差の改善は、少子化や教育格差などの改善にも通じることでしょう。中小零細企業が元気になれば、日本社会全体がもっと元気になる。私は、そう信じています。しかし、中小零細企業の経営環境に関しては、まだまだ問題が山積みです。私はこの先、この経営環境の改善に貢献できるよう事務所の仕事とは別に、取り組んでいこうと考えています。